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実績紹介

【推定経済効果1,600万円】鹿児島県の2つの半島をつなぐ広域連携の「謎解き宝探し」実施事例

2022.03.24
謎解き


BOUKEN WORKSは「日本中を冒険の舞台に変える」をミッションに、自治体専門で周遊謎解きイベントをプロデュースしています。

今回は、鹿児島県で開催し、大きな経済効果を上げた、2つの半島をつなぐ広域連携の周遊イベント「謎解き宝探し」についてご紹介します。

 

こんな団体様におすすめの記事です

・コロナ禍で落ち込んだ地域の経済を活性化させたい
・広域連携で実施できる事業を探している
・フェリーや公共交通機関の利用促進企画を探している

 

「謎解き宝探し」イベントの概要

■イベントタイトル:宝探しクエストin指宿・南九州、大隅
■イベント期間:2021年7月21日(水)~9月30日(木)
■開催地:鹿児島県 指宿市・南九州市・大隅地域
■ターゲット:鹿児島県内在住のファミリー
■参加費:無料
■実施背景:
・密を避けながらの落ち込んだ地域経済の活性施策として
・地域理解の促進、認知度の向上のための施策として
・2つの半島をつなぐフェリーの乗車促進施策として

 

コースの概要

今回のイベントは、鹿児島県の「薩摩半島」と「大隅半島」の2つの半島を繋ぐ、コース設定です。
薩摩半島側は砂むし風呂で有名な「指宿市」と知覧の武家屋敷で有名な「南九州市」の2市、大隅半島側は北部の垂水市や曽於市から本州最南端の南大隅町まで、半島のほぼ全域が対象でした。
さらに指宿市と南大隅町を繋ぐフェリーを使うことで、賞品が当たったり探索が楽になる設計になっています。

 

イベント実施の背景

(一社)いぶすき観光デザインさまからのお声がけによって、プロジェクトがスタートしました。
コロナ禍で県内の観光関係事業者さまが大打撃、地域の経済を活性化しないといけない状況でした。
そんな中、屋外回遊型のイベントであれば密を避けながら実施できるというところから、弊社にお声がけいただきました。

 

大きな経済効果

イベント参加者を対象としたアンケートでは、次のような結果が得られました。

・1,600万円以上の経済効果
・参加者満足度97%(5段階評価の大変満足と満足を足し合わせた数字)

参加者は旅行がてら宿泊された方がほとんどで、インパクトのある経済効果となりました。
かけた費用に対するリターンが大きかったことと満足度が非常に高かったことが本企画の優れていたポイントです。

 

「謎解き宝探し」実施のメリット

「謎解き宝探し」では、地域の経済を活性化するための仕掛けをいくつも作っています。
仕掛け1:謎解きを楽しみながらポイントを回遊させ、滞在時間を伸ばす仕掛け
仕掛け2:飲食や宿泊を伴うようなポイントの設定や案内
仕掛け3:謎が難しい人向けにヒントを掲示するお店を作り、お店に立ち寄らせる仕掛け

 

親子で一緒に楽しめる企画であることも、ポイントです。「謎」によっては、頭がやわらかく、低いところにある仕掛けを見つけやすい子どものほうが、大人より先に正解にたどり着くこともあります。

自治体さまにとっては、誘客ができるだけでなく、滞在時間が増え、消費を促すことで経済効果が挙げられるのはうれしいポイントでしょう。地域にお金が落ちないとお悩みの自治体さまにこそご活用いただきたいです。

 

また、「密」にならないことも「謎解き宝探し」のメリットです。基本的に屋外で、かつ家族単位で行動しますし、公共物に触れることもないので、コロナ禍における多くの懸念を払拭することができます。

 

自治体の周遊イベントをプロデュースいたします

鹿児島県の2つの半島で開催した、ファミリー向け「謎解き宝探し」の概要をご紹介しました。BOUKEN WORKSは、自治体の周遊イベントを、オーダーメイドでプロデュースします。

見せたい場所を訪れてくれない、経済効果が上がらない、地域の魅力が伝わらない、感染防止に配慮したイベントを開催したい、予算を抑えた企画を探している、観光業復興のための施策を検討している……そんな自治体さまは、ぜひお気軽にお声がけください。こちらよりご相談を承っております。